バッテリーの水素ガス原因 昨秋の秋田港漁船爆発

秋田市の秋田港で昨年9月、イカ釣り漁船が爆発し、東通村の男性乗組員=当時(58)=が死亡した火災で、秋田海上保安部は9日、バッテリーから発生した水素ガスへ引火したことが原因だと発表した。 海保によると、バッテリーが積まれていた操舵そうだ室の.....
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 秋田市の秋田港で昨年9月、イカ釣り漁船が爆発し、東通村の男性乗組員=当時(58)=が死亡した火災で、秋田海上保安部は9日、バッテリーから発生した水素ガスへ引火したことが原因だと発表した。[br][br] 海保によると、バッテリーが積まれていた操舵そうだ室の焼損が特に激しかった。充電時には通常水素ガスが出るが、なぜガスに引火したかは特定できなかったという。[br][br] 火災は昨年9月3日午前10時10分ごろに発生。東通村の野牛漁業協同組合に所属する漁船第10喜宝丸(14トン)が炎上し、焼け跡から乗組員が遺体で見つかった。周辺に停泊していた船3隻にも延焼した。