J1仙台の手倉森監督がオンライン記者会見「エネルギッシュな試合を」

オンライン会見に臨む手倉森誠監督=6日(ベガルタ仙台提供)
オンライン会見に臨む手倉森誠監督=6日(ベガルタ仙台提供)
8年ぶりにサッカーJ1仙台の指揮官に復帰した手倉森誠監督(五戸町出身)が6日、オンラインで本紙などの取材に応じ、東日本大震災から10年目となる節目のシーズンに向け、「勇気や自信にあふれ、(被災地の)希望の光になるんだという覚悟でエネルギッシ.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 8年ぶりにサッカーJ1仙台の指揮官に復帰した手倉森誠監督(五戸町出身)が6日、オンラインで本紙などの取材に応じ、東日本大震災から10年目となる節目のシーズンに向け、「勇気や自信にあふれ、(被災地の)希望の光になるんだという覚悟でエネルギッシュな試合をしなければならない」と意気込みを披露した。[br][br] 手倉森監督は、2008年から13年まで仙台を指揮し、12年にはクラブをJ1で最高の2位に導いた。思い出深いクラブへの復帰に、「震災から10年という部分に運命を感じている。被災地にJ1のシャーレ(優勝皿)を届けたいという約束を果たすため、呼び戻されたと考えている」と強い決意を語った。[br][br] チームは現在、シーズン開幕に向け、宮崎県でキャンプ中。選手たちの仕上がりに自信を示し、「勝利を奪いに行き、常に挑む姿勢を届ける。いつ見ても元気付けられるという試合を見せたい」と述べた。[br][br] 会見では、今も自分がサッカー界で仕事ができるのは、「サッカーのまち」で育ったから―などと地元の五戸への感謝も。練習試合でJ1横浜FCを率いる同郷の下平隆宏監督と顔を合わせたといい、「東北人の力の見せ所だという話をした」とのエピソードも紹介した。[br][br] 仙台は27日、広島との開幕戦を迎え、「3・11」を目前に控えた3月6日のホーム初戦では、昨季王者の川崎と対戦する。オンライン会見に臨む手倉森誠監督=6日(ベガルタ仙台提供)