刑法犯認知件数18年連続減少、過去最少更新/青森県警

青森県警によると、県内の2020年の刑法犯認知件数は3409件(前年比79件減)だった。18年連続で減少し、1948年の統計開始以降、過去最少を更新した。詐欺などの知能犯が微増した一方、自転車盗などの窃盗犯や器物損壊が減少し、全体の件数を引.....
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 青森県警によると、県内の2020年の刑法犯認知件数は3409件(前年比79件減)だった。18年連続で減少し、1948年の統計開始以降、過去最少を更新した。詐欺などの知能犯が微増した一方、自転車盗などの窃盗犯や器物損壊が減少し、全体の件数を引き下げた。[br][br] 県警は地域ボランティアと連携した犯罪防止対策が奏功した成果とみている。新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛などが影響したかどうかについては言及しなかった。[br][br] 県警刑事企画課によると、刑法犯認知件数は02年の1万9202件をピークに年々減少しており、20年は前年から2・3%減った。検挙率は65・0%(前年比8ポイント増)だった。[br][br] 罪種別では、窃盗犯が2244件(78件減)と6割以上を占めた。粗暴犯322件(7件減)、知能犯271件(27件増)、風俗犯62件(12件増)と続いた。[br][br] 刑法犯認知件数全体のうち、殺人や強盗、放火など重要犯罪は、認知件数が57件と前年に比べ6件増え、検挙率は89・5%と前年を4・6ポイント下回った。