新年度予算の知事査定スタート コロナ関連に重点

知事査定の冒頭、予算編成の方針を語る三村申吾知事(右奥)=26日、青森県庁
知事査定の冒頭、予算編成の方針を語る三村申吾知事(右奥)=26日、青森県庁
青森県の2021年度一般会計当初予算案の知事査定が26日、始まった。昨年12月時点の各部局の要求見積総額は7351億2500万円で、08年度以来の7千億円の大台に達しており、一体編成する20年度補正予算案と合わせた実行予算ベースでは、例年よ.....
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 青森県の2021年度一般会計当初予算案の知事査定が26日、始まった。昨年12月時点の各部局の要求見積総額は7351億2500万円で、08年度以来の7千億円の大台に達しており、一体編成する20年度補正予算案と合わせた実行予算ベースでは、例年より大規模になる可能性がある。県は財政規律を守りつつ、新型コロナウイルスの感染拡大防止や地域経済に関する施策を重点的に進める方針だ。[br][br] 査定対象は予算要求があった重点事業など115件(前年度比13件減)。[br][br] 各部局は予算要求段階で、新型コロナ対応分の238億4200万円、県特別保証融資制度貸付金の増額分などを見積もった。だが、国の20年度第3次補正予算案に関連する事業については、県は20年度補正に予算を計上する。[br][br] 査定開始のあいさつで、三村申吾知事は「社会情勢や生活様式の変化に対応しながら、各産業で経済を再び回す仕組みづくりと、(コロナ後を見据えた)仕込みに攻めの姿勢で取り組みたい」と強調した。[br][br] 査定は29日まで。当初予算案は2月18日に公表し、22日開会予定の県議会定例会に提出される。知事査定の冒頭、予算編成の方針を語る三村申吾知事(右奥)=26日、青森県庁