未来の科学の夢絵画展 十和田・三本木小の簗場さん、細越さんが最高賞

未来の科学の夢絵画展で最高賞に輝いた簗場瑚都加さん(右)と細越侑奈さん
未来の科学の夢絵画展で最高賞に輝いた簗場瑚都加さん(右)と細越侑奈さん
第42回未来の科学の夢絵画展(発明協会主催)の小学校・中学校の部で、十和田市立三本木小6年の簗場瑚都加(ことか)さん(12)が経済産業大臣賞、細越侑奈さん(12)が日本弁理士会会長賞に輝いた。いずれも最高賞に当たる特別賞で、同じ学校から2人.....
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 第42回未来の科学の夢絵画展(発明協会主催)の小学校・中学校の部で、十和田市立三本木小6年の簗場瑚都加(ことか)さん(12)が経済産業大臣賞、細越侑奈さん(12)が日本弁理士会会長賞に輝いた。いずれも最高賞に当たる特別賞で、同じ学校から2人の受賞は快挙。簗場さんは「大きな賞をもらえてびっくり」、細越さんは「全国ですごい賞を取れてうれしい」と喜んでいる。[br][br] 絵画展は2019年に実施。「小学校・中学校」「幼稚園・保育園」「外国人学校」の3部門で作品を募集し、小学校・中学校の部には全国から7063点の応募があった。新型コロナウイルスの影響で、昨年3月に予定されていた表彰式が延期され、開催できなかった。[br][br] 簗場さんの作品は「音声道案内つえ」。目的地を言うと、つえが音声で道案内するほか、安全に到着できるように注意を促す内容。[br][br] 細越さんは「安心AIシートベルト」と題し、居眠り防止や119番通報など便利な機能があり、運転手の気持ちや体調を読み取り、ドライブをサポートするシートベルトを考えた。[br][br] 2人は20日、青森県庁に三村申吾知事を訪ね、受賞を報告。三村知事は「実現の可能性が高いアイデア。中学校では勉強を頑張って」とエールを送った。[br][br] 取材に対し、簗場さんは「つえを使うおばあちゃんの気持ちになって考えた」、細越さんは「何ができれば便利かを考えて表現する工夫をした」と話した。未来の科学の夢絵画展で最高賞に輝いた簗場瑚都加さん(右)と細越侑奈さん