大規模災害時の協力協定を締結 久慈市と岩手県葬祭業組合

協定を締結した(右から)野場正輝社長、遠藤譲一市長、青柳均理事長、野場美輝常務
協定を締結した(右から)野場正輝社長、遠藤譲一市長、青柳均理事長、野場美輝常務
久慈市と岩手県葬祭業協同組合(青柳均理事長)は21日、災害時のひつぎや葬祭用品の供給、遺体搬送などの協力に関する協定を締結した。多数の死者が出るような大規模災害でも、遺体の収容や葬儀が適切に行われるように協力する。 県内の葬儀業者37社でつ.....
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 久慈市と岩手県葬祭業協同組合(青柳均理事長)は21日、災害時のひつぎや葬祭用品の供給、遺体搬送などの協力に関する協定を締結した。多数の死者が出るような大規模災害でも、遺体の収容や葬儀が適切に行われるように協力する。[br][br] 県内の葬儀業者37社でつくる同組合は、自治体との協定締結を進めており、同市は県内の市町村で4番目の締結となる。[br][br] 青柳理事長、地元の野場造花仏具店の野場正輝社長と野場美輝常務らが市役所を訪問。協定書を交わした遠藤市長は「命を守るために全力を尽くすが、万が一のときにはお力をお借りしたい」と語った。[br][br] 野場社長は「大規模災害ではわれわれも被災者となる可能性がある。その際は協定に基づき、ほかの地域からの応援も受けながら取り組みたい」と広域連携の意義を強調した。協定を締結した(右から)野場正輝社長、遠藤譲一市長、青柳均理事長、野場美輝常務