民俗芸能、今年は家で楽しんで 「ロックTV」3月放映へ/六ケ所村

ロックTVの撮影の下、六ケ所音頭を披露する保存会のメンバー
ロックTVの撮影の下、六ケ所音頭を披露する保存会のメンバー
六ケ所村は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために中止した民俗芸能発表会の代わりに、発表を予定していた団体の神楽や音頭などを撮影し、村の自主放送チャンネル・ロックTVで放映する。5団体が出演する予定で、村は「今年はみんなで集まっての開催が.....
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 六ケ所村は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために中止した民俗芸能発表会の代わりに、発表を予定していた団体の神楽や音頭などを撮影し、村の自主放送チャンネル・ロックTVで放映する。5団体が出演する予定で、村は「今年はみんなで集まっての開催が難しいので、家で楽しんでほしい」としている。[br] 村内では各地区の神楽が正月などに家を訪ねて、無病息災や豊作豊漁を願う風習が続いている。発表会は各地区の伝統芸能を保存し、後進の育成などに努める各団体の発表の場として開催しており、今年は1月9日の予定だった。[br][br] しかし、新型コロナの感染状況を考慮して発表会は中止に。このままでは各団体の発表の場が無くなるため、ロックTVでの放映を企画したという。また、各団体は高齢化が進んで担い手が少なくなっており、後世に記録を残すことも目的にしている。[br][br] 出演要請に応じたのは、六ケ所音頭保存会や平沼神楽保存会、泊神楽保存会など5団体。17日には六ケ所音頭保存会の録画が村文化交流プラザ・スワニーで行われ、保存会のメンバー26人が息を合わせた踊りを披露した。[br][br] 同保存会の三戸秀子会長は、「今年は踊る機会が無かったので、新鮮な気持ちで舞台に立った。この機会を与えてもらえて本当にうれしい」と話していた。[br][br] ロックTVでの放送は3月ごろを予定している。ロックTVの撮影の下、六ケ所音頭を披露する保存会のメンバー