【スケートインターハイ】八戸工・高橋が値千金の決勝弾

第3ピリオド15分すぎ、2―2の同点で迎えたパワープレー(数的有利)の好機に、ゴール前でパスを受けたのはFW高橋陽翔。「何が何でも決める」。GKの左足とゴールポストの間のスペースを狙って力の限りたたいたパックは、鋭くゴールに突き刺さった。値.....
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 第3ピリオド15分すぎ、2―2の同点で迎えたパワープレー(数的有利)の好機に、ゴール前でパスを受けたのはFW高橋陽翔。「何が何でも決める」。GKの左足とゴールポストの間のスペースを狙って力の限りたたいたパックは、鋭くゴールに突き刺さった。値千金の決勝ゴールに歓喜するメンバー。「向かってくる仲間に圧倒された。点を決めて『こんなに喜んでくれるんだ』とうれしくなった」と笑顔を浮かべた。[br][br] 同点弾もパワープレーからだった。相手の反則直後の第3ピリオド10分すぎ、右サイドでパスを受けたFW藤巻達光主将が相手DFと競り合いながらミドルシュート。「フリーで外していたので絶対決めたかった」という気持ちのこもったシュートは相手ゴールに吸い込まれ、チームを活気づける一打となった。[br][br] 今季は、パワープレーでの攻撃に重点を置いて練習してきた。時間をかけて確実に決めるという意識が全国の大舞台で生きた。劣勢の場面でも、「チャンスは必ず来る」と慌てず冷静に自分たちのプレーをし続け、昨年敗れた相手に雪辱を果たした。[br][br] 初の4強が懸かる次戦の相手は強豪・埼玉栄。高橋は「相手は格上だが、びびらずにやるべきことをしっかりやって、全力で得点を奪う」と闘志をみなぎらせた。