【スケートインターハイ】V候補相手、工大一1点遠く

【工大一―駒大苫小牧】第3ピリオド、工大一は大野将輝(右)が相手と競り合う=軽井沢風越公園アイスアリーナ
【工大一―駒大苫小牧】第3ピリオド、工大一は大野将輝(右)が相手と競り合う=軽井沢風越公園アイスアリーナ
工大一は1点が遠かった。優勝候補の一角・駒大苫小牧の激しいプレッシャーの前に、シュート数はわずか11。敵陣奥深くにパックを放り込んで攻め込むホッケーを徹底されたことで、守備に回る時間帯が長く、思うように攻撃に転じることができなかった。大野将.....
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 工大一は1点が遠かった。優勝候補の一角・駒大苫小牧の激しいプレッシャーの前に、シュート数はわずか11。敵陣奥深くにパックを放り込んで攻め込むホッケーを徹底されたことで、守備に回る時間帯が長く、思うように攻撃に転じることができなかった。大野将輝主将は「ずっとディフェンディングゾーンでプレーさせられてしまった」とうなだれた。[br][br] 先制されたとはいえ、粘り強く守りながら徐々にペースを取り戻し、1点差で第1ピリオドを終えた。ただ、第2ピリオド4分すぎに許した2点目で、相手は勢いづいた。工大一はパワープレー(数的有利)の好機もパスの乱れや味方の反則でことごとく逸し、一度もゴールをこじ開けられないまま試合終了。石藤壽也監督は「要所で丁寧にパスができなかった。負けたのは技術の差」と厳しい表情。大野主将は「無得点だったのが一番悔しい」と唇をかんだ。[br][br] 高校生活最後のインターハイを終えた大野主将。「力の差を見せつけられた。強いチームが相手でもしっかり点が取れる技術を身に付けてほしい」と後輩たちに“打倒道勢”の望みを託した。【工大一―駒大苫小牧】第3ピリオド、工大一は大野将輝(右)が相手と競り合う=軽井沢風越公園アイスアリーナ