時代や地域のニーズに合った技術開発 三八地区実業系5高生徒が研究成果披露

製作した自動ドアキットを用いて発表する八戸工業高校の生徒ら
製作した自動ドアキットを用いて発表する八戸工業高校の生徒ら
三八地区の実業系高校5校の生徒による研究発表会が19日、八戸市城下1丁目のデーリー東北ホールで開かれた。生徒たちは各校で培った知識や技術を生かして、時代や地域のニーズに合わせた研究成果を堂々と発表した。 発表会は地域の産業の中核を担う人材育.....
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 三八地区の実業系高校5校の生徒による研究発表会が19日、八戸市城下1丁目のデーリー東北ホールで開かれた。生徒たちは各校で培った知識や技術を生かして、時代や地域のニーズに合わせた研究成果を堂々と発表した。[br][br] 発表会は地域の産業の中核を担う人材育成を目的に毎年開催している。八戸工業、名久井農業、八戸水産、八戸工大一、八戸商業の5校が参加した。[br][br] 八戸工業高は、感染症対策に役立てようと非接触センサーを使った簡易自動ドアキットを製作。制御方法を工夫し、予算内で引き戸の自動開閉を可能にした。[br][br] 名久井農業高は、海外でも評価された三和土(たたき)の技術を応用した多機能集水技術を紹介。八戸水産高は、階上町産アブラメのブランド化に向けた薫製商品などの開発について発表した。八戸工大一高は350ミリ缶サイズの超小型模擬人工衛星の製作を通した宇宙技術開発、八戸商業高は市内のバス時刻表やイベント情報などを搭載したアプリ開発について報告した。[br][br] 生徒たちは、新型コロナウイルスの影響で調査に苦労したことも明かし、後輩による研究の進展に期待を寄せていた。製作した自動ドアキットを用いて発表する八戸工業高校の生徒ら