男に懲役2年6月求刑/八戸マノン放火未遂

昨年10月、八戸市の元劇場「八戸マノン」に火を放ち燃やそうとしたとして、非現住建造物等放火未遂の罪に問われた三戸町泉山、無職の男(50)の論告求刑公判が20日、青森地裁八戸支部(岩﨑慎裁判長)であり、検察側は懲役2年6月を求刑。弁護側は執行.....
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 昨年10月、八戸市の元劇場「八戸マノン」に火を放ち燃やそうとしたとして、非現住建造物等放火未遂の罪に問われた三戸町泉山、無職の男(50)の論告求刑公判が20日、青森地裁八戸支部(岩﨑慎裁判長)であり、検察側は懲役2年6月を求刑。弁護側は執行猶予付き判決を求めて結審した。判決は2月10日。[br][br] 論告で検察側は「刑務所などで金銭を使わずに生活したいという犯行動機は身勝手」と厳しく指摘。[br][br] さらに今回の事件以外にも別の建物に放火したと供述するなど、再犯の恐れがあると非難した。[br][br] 一方、弁護側は被告について、心身に不安があり、親族の入院によって金銭面と心理面で追い詰められていたと主張。今後は支援施設に入所することも検討しており、更生の環境が整っているとして情状酌量を求めた。