4被告、起訴内容認める/持続化給付金詐欺・初公判 

新型コロナウイルス対策で国が個人事業主に最大100万円を支給する持続化給付金をだまし取ったとして、詐欺の罪に問われた神奈川県厚木市戸室4丁目、とび職の男(23)ら男4人の初公判が20日、青森地裁(長橋政司裁判官)で開かれ、4人は起訴内容を認.....
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 新型コロナウイルス対策で国が個人事業主に最大100万円を支給する持続化給付金をだまし取ったとして、詐欺の罪に問われた神奈川県厚木市戸室4丁目、とび職の男(23)ら男4人の初公判が20日、青森地裁(長橋政司裁判官)で開かれ、4人は起訴内容を認めた。[br][br] 検察側は冒頭陳述で、青森市出身のとび職の男が知り合いだった同市や平内町に住む被告3人に詐欺を持ち掛けたと指摘。起訴された三つの詐欺罪で、男の取り分は1件当たり70万円だった。[br][br] とび職の男以外の3人について、検察側は2件の不正受給に関わった男に懲役2年、残る2人に懲役1年6月をそれぞれ求刑。弁護側は3人が従属的な立場にあり、自首したこと、不正受給した全額を返済していることから執行猶予付きの判決を求め、即日結審した。判決は2月3日。[br][br] とび職の男は持続化給付金をだまし取った別の詐欺罪でも追起訴されており、以降の公判は分離して行われる。検察側は、さらに2件の追起訴を予定していると明らかにした。次回公判は2月17日。