新美術館拠点に「アートの力でまちづくり」小林八戸市長講演/本社政経懇話会

アートの力を活用してまちづくりを進める考えを強調する小林眞市長=20日、八戸市内
アートの力を活用してまちづくりを進める考えを強調する小林眞市長=20日、八戸市内
デーリー東北政経懇話会1月例会が20日、八戸パークホテルで開かれた。八戸市の小林眞市長が「『出会いと学びのアートファーム』アートのまちづくりと八戸市新美術館」と題して講演。建設中の新美術館を拠点に、アートが持つ力を活用してまちづくりを進める.....
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 デーリー東北政経懇話会1月例会が20日、八戸パークホテルで開かれた。八戸市の小林眞市長が「『出会いと学びのアートファーム』アートのまちづくりと八戸市新美術館」と題して講演。建設中の新美術館を拠点に、アートが持つ力を活用してまちづくりを進める考えを強調した。[br][br] 小林市長は東北大法学部卒。75年に青森県庁入庁後、79年に自治省(現総務省)入省。2005年から現職で、現在4期目。[br][br] 講演で小林市長は「市長就任の05年から多文化都市を推進し、八戸の文化を世界に発信してきた」と強調。10年から取り組みを始めた「アートのまちづくり」について、従来とは異なる視点で地域を眺め、まちに新しい価値を生み出す施策とアピールした。[br][br] 建設中の新美術館に関しては、市民の文化芸術活動の拠点であり、アートのまちづくりの中核施設になると主張。運営面では「アートを通した学び」に重点を置き、美術の専門家も市民も対等な立場で感性を高め、可能性を引き出す施設にするとした。[br][br] 事業の実施に当たっては、市民や地域が積極的に関わる形を想定しているとし、教育機関などとも連携を図っていく考えを説明。学生らを中心街に呼び込み、まちの活性化につなげる姿勢を示した。アートの力を活用してまちづくりを進める考えを強調する小林眞市長=20日、八戸市内