厳寒でうま味凝縮 凍み豆腐づくり盛ん/三戸

野外の小屋につるされる凍み豆腐と凍み大根=19日三戸町貝守
野外の小屋につるされる凍み豆腐と凍み大根=19日三戸町貝守
20日は二十四節気の一つで、寒さが1年のうちで最も厳しいとされる「大寒」。三戸町貝守地区では、冷え込みが強まるほどうま味が増すしみ豆腐作りが盛んに行われている。 同地区では、女性たちで構成する「貝守やまゆり会」(貝守幸子会長)が伝統的なしみ.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 20日は二十四節気の一つで、寒さが1年のうちで最も厳しいとされる「大寒」。三戸町貝守地区では、冷え込みが強まるほどうま味が増すしみ豆腐作りが盛んに行われている。[br][br] 同地区では、女性たちで構成する「貝守やまゆり会」(貝守幸子会長)が伝統的なしみ豆腐作りを手掛ける。地元産大豆を使った手作り豆腐を使うのが特徴で、薄く切り分けた豆腐を急速冷凍し、ビニールひもに1連当たり12個ずつ結わえて乾燥させる。[br][br] 作業は昨年12月下旬から、活動拠点のウッド・ロフトかいもりで行われている。会員約45人が交代で作業し、19日も4人が朝から豆腐作りに励んだ。干し場ではしみ豆腐と、並行して作っている寒干し大根が一緒に寒風に揺れていた。貝守会長は「今年はすごく寒い日が多いので、きれいにおいしく仕上がるのでは」と期待していた。[br][br] 今冬はしみ豆腐約1600連、寒干し大根約530連を作り、町内の産直施設で3月中旬から販売する予定だ。野外の小屋につるされる凍み豆腐と凍み大根=19日三戸町貝守