コロナ終息祈願し新山神社に舞奉納/五戸町・舘町神楽舞

舞を奉納する舘町神楽舞保存会の会員
舞を奉納する舘町神楽舞保存会の会員
五戸町倉石又重地区の舘町神楽舞保存会(柏田典康会長)は16日、地元の新山神社に神楽舞を奉納し、新型コロナウイルスの早期終息や地域住民の無病息災、五穀豊穣(ほうじょう)などを祈願した。 同会は例年、1月16~18日に地区内を回って舞を披露し、.....
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 五戸町倉石又重地区の舘町神楽舞保存会(柏田典康会長)は16日、地元の新山神社に神楽舞を奉納し、新型コロナウイルスの早期終息や地域住民の無病息災、五穀豊穣(ほうじょう)などを祈願した。  同会は例年、1月16~18日に地区内を回って舞を披露し、住民の災厄を払う「春祈祷(きとう)」を実施しているが、今年は新型コロナの感染防止のため中止に。同時期に行っている町内の高齢者施設への慰問も今年は取りやめていた。  この日は、会員9人が同神社の拝殿で、笛と太鼓、手平鉦(てびらがね)のお囃子(はやし)に合わせ、厳かに「下舞」と「権現舞」を奉納したほか、同神社の総代らが獅子頭に両肩と頭をかんでもらう「身固め」を受けた。境内では、集落を巡回する門掛けを想定した舞も披露した。  柏田会長は「コロナウイルス終息への願いを込めて奉納した。来年は何とか春祈祷を開催できれば」と話した。舞を奉納する舘町神楽舞保存会の会員