準V青森山田イレブンに大拍手 学校で300人、熱戦見守る/全国高校サッカー

試合終了後、拍手でイレブンの健闘をたたえる生徒たち=11日、青森市の青森山田高
試合終了後、拍手でイレブンの健闘をたたえる生徒たち=11日、青森市の青森山田高
11日に行われた第99回全国高校サッカー選手権の決勝で2大会ぶり3度目の優勝を目指した青森山田高。青森市の同校では、サッカー部員ら約300人が試合中継を見守った。頂点まであと一歩届かなかったが、PK戦にまでもつれる大熱戦を繰り広げたイレブン.....
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 11日に行われた第99回全国高校サッカー選手権の決勝で2大会ぶり3度目の優勝を目指した青森山田高。青森市の同校では、サッカー部員ら約300人が試合中継を見守った。頂点まであと一歩届かなかったが、PK戦にまでもつれる大熱戦を繰り広げたイレブンに対し、惜しみない拍手が送られた。[br][br] 対戦した山梨学院(山梨)は、11年前の決勝で初優勝を阻まれた因縁の相手。前半12分に一瞬の隙を突かれて先制を許すと、過去の悪夢が頭をよぎり、会場に重苦しい空気が流れた。[br][br] それでも後半12分、今大会で好機を何度も演出してきたロングスローから同点に追いつくと、直後の18分には勝ち越しゴールが決まり、会場は割れんばかりの歓声に包まれた。[br][br] 再び追いつかれ、迎えたPK戦では部員らが祈るようにスクリーンを見つめたが、願いは届かなかった。[br][br] 同部3年の長濵北斗応援団長(18)=おいらせ町出身=は「勝ってほしかった」と涙。それでも、「よく頑張った。帰ってきたら『ありがとう』『お疲れさま』と言いたい」とねぎらった。[br][br] 同部2年の小松祥太さん(17)は「すごく悔しい。先輩たちの思いを引き継いで、来年は王座を奪還したい」と誓った。試合終了後、拍手でイレブンの健闘をたたえる生徒たち=11日、青森市の青森山田高