【青森山田―矢板中央】攻守で圧倒、守備意識の改善生きる

 矢板中央―青森山田 前半、チーム2点目のゴールを決め、抱き合い喜ぶ青森山田・藤原(左)=埼玉スタジアム
 矢板中央―青森山田 前半、チーム2点目のゴールを決め、抱き合い喜ぶ青森山田・藤原(左)=埼玉スタジアム
5得点と攻撃力で圧倒した青森山田は守備でも隙を見せなかった。DFラインを高く押し上げ、FWからDFまでの距離を近くすることで相手のスペースを消し、ボールを保持させなかった。黒田剛監督は「こぼれ球をしっかりと拾い、球際の強さを見せてくれた。決.....
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 5得点と攻撃力で圧倒した青森山田は守備でも隙を見せなかった。DFラインを高く押し上げ、FWからDFまでの距離を近くすることで相手のスペースを消し、ボールを保持させなかった。黒田剛監督は「こぼれ球をしっかりと拾い、球際の強さを見せてくれた。決勝につながるいい試合だった」と納得の表情で話した。[br][br] 準々決勝の堀越(東京A)戦では、後半から守備陣が引き気味に守ったことで、ピンチを招いた。その反省点を改めてのワンサイドゲーム。藤原優大主将は「守備の意識を改善した。前線からプレスをかける青森山田らしいサッカーができた」とうなずいた。[br][br] 2年ぶりVが懸かる山梨学院との決勝は、準優勝だった第88回大会と同カード。黒田剛監督は「11年越しにリベンジをしたい。挑戦者の気持ちで臨む」と力を込める。藤原主将は「連係の確認を一から行う。集大成を見せる」と闘志を奮い立たせていた。 矢板中央―青森山田 前半、チーム2点目のゴールを決め、抱き合い喜ぶ青森山田・藤原(左)=埼玉スタジアム