三沢市長年頭会見 新生児対象の聴覚検査費用全額助成へ

年頭所感を述べる小桧山吉紀市長=4日、三沢市役所
年頭所感を述べる小桧山吉紀市長=4日、三沢市役所
三沢市の小桧山吉紀市長は4日、市役所で年頭の記者会見を開き、2021年度から新生児を対象とした聴覚検査費用の全額助成を始める意向を明らかにした。新年度一般会計当初予算案に事業費245万円を計上する考え。 市市民生活部によると、対象は年間40.....
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 三沢市の小桧山吉紀市長は4日、市役所で年頭の記者会見を開き、2021年度から新生児を対象とした聴覚検査費用の全額助成を始める意向を明らかにした。新年度一般会計当初予算案に事業費245万円を計上する考え。[br][br] 市市民生活部によると、対象は年間400人を見込んでおり、出生後に実施する検査の費用のほか、精密検査を受ける場合の費用を助成する。[br][br] 小桧山市長はこのほか、今年の取り組みとして、市手話言語条例の制定、今年90周年を迎えるミス・ビードル号の太平洋無着陸横断飛行を後世に伝える行事の実施などを挙げ、「人口減少問題や基地対策などの課題について、市民の不安を払拭(ふっしょく)させながら市政運営に当たり、心安らぐ国際文化都市の実現に向けて全力で努める」と抱負を述べた。年頭所感を述べる小桧山吉紀市長=4日、三沢市役所