【新型コロナ】青森県内で23人感染 弘前管内の学校クラスター拡大

青森県は31日、県内で新たに23人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。一日当たりの感染者数は、10月16日の26人に次ぐ過去2番目の多さ。23人のうち、21人は弘前保健所管内の県立高校で発生したクラスター(感染者集団)に関連。県内.....
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 青森県は31日、県内で新たに23人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。一日当たりの感染者数は、10月16日の26人に次ぐ過去2番目の多さ。23人のうち、21人は弘前保健所管内の県立高校で発生したクラスター(感染者集団)に関連。県内の累計感染者数は482人となった。[br][br] 高校で発生したクラスター関連では、これまでに約460人を検査し、今回で陽性は43人となった。全員が軽症か無症状。[br][br] 県は、合唱や行事など大規模な集まりによるものではなく、クラスや部活動といった小さな接触の積み重ねで徐々に感染が広がっていったと見ている。症状が出た時期が異なることなどから判断した。[br][br] 検査対象はさらに100人以上に上る。県は「不特定多数に感染が広がる恐れはない」として校名を明らかにしていない。ただ感染が拡大している状況から、県感染症対策コーディネーターの大西基喜医師は「地域に影響する懸念もあり、最終的に公表も視野に入れる必要がある」と今後の公表に含みを持たせた。[br][br] 今回感染が判明した23人の内訳は、クラスターが発生した学校の生徒19人(性別非公表の10代)と、その接触者として検査を受けた青森市と弘前管内の30代男性2人。[br][br] 残る2人は20代女性と性別非公表10代で、共に県外からの帰省者。20代女性の移動先は上十三保健所管内で、接触者は同居人ら数人。10代は青森市。