「超ショートショート」作家田丸さんが書き方を指導/八戸ブックセンター

田丸雅智さん(右から2人目)からアドバイスをもらい、創作に挑戦する参加者
田丸雅智さん(右から2人目)からアドバイスをもらい、創作に挑戦する参加者
八戸ブックセンターは25、26日、ショートショート作家として注目を集める田丸雅智さん(33)による講座を開催した。短くて不思議な小説「超ショートショート」の書き方を教わった市民らは、想像力を働かせながら自分だけの物語を仕上げていた。 「超シ.....
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 八戸ブックセンターは25、26日、ショートショート作家として注目を集める田丸雅智さん(33)による講座を開催した。短くて不思議な小説「超ショートショート」の書き方を教わった市民らは、想像力を働かせながら自分だけの物語を仕上げていた。  「超ショートショート」は、400字詰めの原稿用紙1~3枚ほどの小説。25日は高校生向け、26日は一般向けの講座が開かれ、合わせて約60人が参加した。  26日の講座では、田丸さんが物語の組み立て方を紹介。単語を20個ほど挙げ、そのうち一つから思い付いたイメージを書き出し、別の単語と組み合わせて「不思議な言葉」を作り、想像を膨らませて物語にまとめる―という流れを説明した。  参加者はアドバイスを受けて、個性あふれる物語を完成させて発表。田丸さんは「苦手意識のあった人に『自分も書いていいんだ』と思ってもらえたらうれしい」とエールを送った。  参加した八戸市の女性(31)は、趣味で長編小説を書いているといい、「短くまとめることが苦手だったが、物語をコンパクトにする技術を学べた」と話した。 田丸雅智さん(右から2人目)からアドバイスをもらい、創作に挑戦する参加者