縄文あおもりカレンダー完成 子どもたちの絵を採用

青森県が作成した2021年の縄文あおもりカレンダー。9、10月は、八戸工大二高2年の沼田侑里さんの作品を使用している(県提供)
青森県が作成した2021年の縄文あおもりカレンダー。9、10月は、八戸工大二高2年の沼田侑里さんの作品を使用している(県提供)
2021年の世界文化遺産登録を目指す「北海道と北東北の縄文遺跡群」への理解を深めてもらおうと、青森県世界文化遺産登録推進室は、県内の児童・生徒から原画を募集して「縄文あおもりカレンダー2021」を作製した。縄文遺跡から出土した土偶や縄文時代.....
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 2021年の世界文化遺産登録を目指す「北海道と北東北の縄文遺跡群」への理解を深めてもらおうと、青森県世界文化遺産登録推進室は、県内の児童・生徒から原画を募集して「縄文あおもりカレンダー2021」を作製した。縄文遺跡から出土した土偶や縄文時代の生活の風景など、子どもたちが「世界に誇るJOMON遺跡群」をテーマに描いた個性豊かな作品が掲載されている。[br][br] 原画は7~9月に募集し計51点の応募があった。そのうち、優秀賞6作品をカレンダーの原画に、特別賞1作品を表紙に、入賞18作品を裏表紙に採用した。[br][br] カレンダーは壁掛けタイプで、上部に優秀作品と子どもたちのコメント、下部に2カ月分の暦を掲載。県内の学校や観光施設に掲示されるほか、希望者への配布も受け付ける。[br][br] 県の担当者は「21年は世界遺産登録が実現する年でもある。子どもたちの視点を通して遺跡の魅力を感じてほしい」と話している。[br][br] 受賞者は次の通り。(敬称略、県南地方関係分)[br] ▽優秀賞=蜂屋海晴(白銀中1年)沼田侑里(八戸工大二高2年)杉沢空良(福田小6年)[br] ▽特別賞=蜂屋匠洋(白銀小2年)[br] ▽入賞=石羽根花穂(白銀南小5年)小山内淳也、尾見利一、川口みく(以上大平中2年)池田陽菜(同3年)高田妃那(八戸工大二高1年)青森県が作成した2021年の縄文あおもりカレンダー。9、10月は、八戸工大二高2年の沼田侑里さんの作品を使用している(県提供)