架け替えの湊橋(久慈) 開通は半年遅れの来年9月

ほぼ完成している新たな湊橋=25日、久慈市
ほぼ完成している新たな湊橋=25日、久慈市
東日本大震災からの復興事業として岩手県が架け替え工事を進めている久慈市の湊橋の開通が来年9月となることが25日、県などへの取材で分かった。当初は本年度末を目指していたが、約半年ずれ込む。歩行者と自転車は来年2月から通行できる。 久慈川に架か.....
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 東日本大震災からの復興事業として岩手県が架け替え工事を進めている久慈市の湊橋の開通が来年9月となることが25日、県などへの取材で分かった。当初は本年度末を目指していたが、約半年ずれ込む。歩行者と自転車は来年2月から通行できる。[br][br] 久慈川に架かる湊橋は、同市の湊町と長内町を結ぶ。震災後、川沿いの防潮堤を1メートルかさ上げするため、架け替えが必要となった。現在も歩行者と自転車が通行できる旧橋は来年2月から撤去を始める。[br][br] 県によると、新橋はほぼ完成したが、橋と湊町の国道395号をつなぐための関連工事が遅れている。国道の拡幅に伴う水路の移設で、地下水が想定よりも多く出ているのが原因。[br][br] 新橋は2011年度に事業着手、13年度に着工した。事業費は非公表。旧橋は狭く車両のすれ違いが困難だったが、新橋は片側1車線と歩道の全幅10・5メートルで2倍以上の広さとなり、住民の利便性が向上する。[br][br] 県県北広域振興局河川港湾課の田村達博課長は「当初の目標より遅れるが、1日でも早い開通を目指したい」としている。ほぼ完成している新たな湊橋=25日、久慈市