コロナ支援で桟橋賃貸料減免へ/青森県フェリー埠頭公社

新型コロナウイルスの感染拡大でフェリーの利用者数が減少していることを受け、青森県フェリー埠頭(ふとう)公社はフェリー会社への支援に乗り出す。桟橋賃貸料の一部を減免するほか、希望する船会社に対しては来年1月徴収分から桟橋賃貸料の支払いを3カ月.....
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 新型コロナウイルスの感染拡大でフェリーの利用者数が減少していることを受け、青森県フェリー埠頭(ふとう)公社はフェリー会社への支援に乗り出す。桟橋賃貸料の一部を減免するほか、希望する船会社に対しては来年1月徴収分から桟橋賃貸料の支払いを3カ月猶予する。24日に正式発表する。[br][br] 八戸港のフェリーの利用実績を見ると、物流に必要なトラックの利用は影響を受けなかったが、乗用車や旅客利用は大きく減少。特に緊急事態宣言の影響を受けた4~6月の落ち込みが大きく、5月の乗用車利用は前年比約8割減、旅客利用は約6割減だった。現在は徐々に回復している。[br][br] 八戸港関連の支援では、八戸と苫小牧・室蘭(北海道)でフェリーを運航する川崎近海汽船(東京)に対し、桟橋賃貸料1千万円を減免するほか、八戸フェリーターミナル内で食堂などの営業を行っているシルバーフェリーサービスに対しては、家賃料の一部の約41万円を減免する。[br][br] 青森港関連では、青森―函館を運航する津軽海峡フェリーに対して桟橋賃貸料1100万円を減免、北日本海運と共栄運輸に対してもそれぞれ200万円を減免する。