ヴァンラーレ葛野監督が就任会見「トップ目指せるチーム作る」

監督就任会見に臨んだヴァンラーレ八戸の葛野昌宏新監督(右)と下平賢吾社長=22日、八戸市プライフーズスタジアム
監督就任会見に臨んだヴァンラーレ八戸の葛野昌宏新監督(右)と下平賢吾社長=22日、八戸市プライフーズスタジアム
サッカーJ3のヴァンラーレ八戸は22日、八戸市のプライフーズスタジアムで2021年シーズン(来年3月13日開幕予定)からチームを率いる葛野昌宏監督(45)の就任会見を行った。チームは20日にJリーグ参入2季目を終え、8勝9分け17敗、18チ.....
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 サッカーJ3のヴァンラーレ八戸は22日、八戸市のプライフーズスタジアムで2021年シーズン(来年3月13日開幕予定)からチームを率いる葛野昌宏監督(45)の就任会見を行った。チームは20日にJリーグ参入2季目を終え、8勝9分け17敗、18チーム中15位と前年を下回る成績。葛野監督は来季の目標として、「一戦一戦に集中して戦っていく。少しずつ成長し、最終的にはトップを目指せるチームを作る」と意気込みを示した。[br][br] 葛野監督は八戸がJFL(日本フットボールリーグ)所属だった18年に1季監督を務め、J3昇格に導いた。19年以降はJクラブの監督を指揮する条件となる「S級ライセンス」を持たなかったため、強化部長、ヘッドコーチとしてチームを支えていた。監督には3季ぶりの復帰となる。[br][br] 会見に同席した下平賢吾社長は「試合後に選手たちが倒れるくらい、死にものぐるいで戦うチームにしてほしい」と期待を寄せた。[br][br] 葛野監督との主な一問一答は次の通り。[br] ―JFL時代も八戸を率いていた。[br] J3のチームはJFLのチームと比べ、選手個人の技術のレベルが格段に高い。勝利を目指すためには、もっと緻密な戦略を立てて戦っていかなければならないと考えている。[br][br] ―来季に向けてどのような戦術を指導していきたいか。[br] 今季は攻撃的なシステムで戦っていたため、失点が多いシーズンになってしまった。反省を踏まえ、来季に向けて組織的な守備を落とし込みたい。21年はメンバーもガラリと変わるため、一人一人の個性を見てから全体的な戦術を決めていく。[br][br] ―監督としてのモットーは。[br] 情熱を持って指揮を執ること。選手には本音でぶつかっていく。選手たちもそれに応えてついてきてほしい。[br][br] ―クラブとしての具体的な目標、目指す順位は。[br] チームの方針はまだ決まっていない。個人的には負けるのが嫌いなので、どんな相手、どんな試合でも、最後まで勝利を目指して泥臭く戦っていく。[br][br] ―サポーターへ一言。[br] 新型コロナウイルス禍でも皆さんの前でサッカーをさせてもらっていることに感謝したい。地域に対して、勇気を与えられるような試合を見せていく。監督就任会見に臨んだヴァンラーレ八戸の葛野昌宏新監督(右)と下平賢吾社長=22日、八戸市プライフーズスタジアム