柏崎小でキャリア教育 八戸工科学院がプログラミングの出前授業

自らが配線作業をした信号機に見入る児童
自らが配線作業をした信号機に見入る児童
八戸市立柏崎小(三角浩司校長)は17日、同校で5年生を対象に「プログラミング&キャリア教育」を実施した。八戸工科学院(土谷光正学院長)制御システム工学科の学生が製作した模型などの作品を教材に、児童が電気配線作業などを体験。身近な生活を支える.....
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 八戸市立柏崎小(三角浩司校長)は17日、同校で5年生を対象に「プログラミング&キャリア教育」を実施した。八戸工科学院(土谷光正学院長)制御システム工学科の学生が製作した模型などの作品を教材に、児童が電気配線作業などを体験。身近な生活を支えるプログラミングの面白さに触れ、関心を高めた。[br][br] 同小の総合的な学習の一環で、工業都市・八戸に住む子どもたちに、工業やそれを支える技術者を職業の選択肢にしてもらおうと、開催した。同学院が協力するのは初めて。[br][br] 児童は、学生に教えてもらいながら4種の技術を体験。児童自らがドライバーを握り、信号機の模型の配線作業を手掛けた。電球を点灯させると、「すごい」「どうやって(色が)切り替わったの」と驚きや興奮の声が上がった。そのほか、ベルトコンベヤーの制御プログラミングや回路を完成させる電子パネル、空気圧制御を利用したフリーキックゲームで大いに盛り上がった。[br][br] 米沢一華さん(11)は「プログラミングはいくつかの作業で意外と簡単にできると分かった。身近な機械やゲームに活用される理由に納得した」と理解を深めた。自らが配線作業をした信号機に見入る児童