地域文化功労者に月舘さん(八戸市)、鬼柳さん(八戸出身、平内町)/文化庁

2020年度地域文化功労者に選ばれた月舘敏栄さん(左)と鬼柳惠照さん
2020年度地域文化功労者に選ばれた月舘敏栄さん(左)と鬼柳惠照さん
文化庁は21日、文化財の保護や芸術の振興に貢献した個人と団体をたたえる2020年度地域文化功労者表彰を発表した。青森県からは、建築史研究の権威で元八戸工業大教授の月舘敏栄さん(69)=八戸市=と八戸市出身の郷土史家、鬼柳惠照さん(86)=平.....
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 文化庁は21日、文化財の保護や芸術の振興に貢献した個人と団体をたたえる2020年度地域文化功労者表彰を発表した。青森県からは、建築史研究の権威で元八戸工業大教授の月舘敏栄さん(69)=八戸市=と八戸市出身の郷土史家、鬼柳惠照さん(86)=平内町=の2人が選ばれた。表彰式は1月24日に京都市で行われる。[br][br] 月舘さんは三戸町出身。1997~2016年に県文化財保護審議会委員を務め、9件の県重宝指定に携わった。現在は重要文化財の旧大湊水源地水道施設修理専門委員会の委員長を務め、文化財建造物の保存や活用に取り組んでいる。18年に県文化賞、19年に県褒賞を受賞。[br][br] 鬼柳さんは『平内町史』の編さん委員長を務めるなど、多くの史書出版に関わってきた。現在も同町や黒石市で古文書の学習会や地域の歴史についての講義を行い、郷土史を伝える活動に尽力している。12年に県文化賞、17年に県褒賞を受賞した。2020年度地域文化功労者に選ばれた月舘敏栄さん(左)と鬼柳惠照さん