中野さん(むつ・第三田名部小)大橋さん(三沢・木崎野小)が入賞 明るい選挙啓発ポスター中央審査

中野心晴さんの作品(左)と大橋碧空さんの作品(右)
2020年度明るい選挙啓発ポスターコンクールで、むつ市立第三田名部小3年の中野心晴(こはる)さん(9)と、三沢市立木崎野小6年の大橋碧空(そら)さん(12)の作品が、「公益財団法人明るい選挙推進協会会長・都道府県選挙管理委員会連合会会長賞」.....
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2020年度明るい選挙啓発ポスターコンクールで、むつ市立第三田名部小3年の中野心晴(こはる)さん(9)と、三沢市立木崎野小6年の大橋碧空(そら)さん(12)の作品が、「公益財団法人明るい選挙推進協会会長・都道府県選挙管理委員会連合会会長賞」を受賞した。2人は「賞が取れると思っていなかったので、うれしい」と喜んでいる。[br][br] コンクールは児童、生徒に政治と選挙に関心を深めてもらうことが目的で、今回で72回目となる。全国の小中高6528校の8万639人(小学校は3940校4万1074人)から応募があった。[br][br] 市町村と都道府県の各審査を経て、10月の中央審査では、同協会関係者らが821点を審査した。審査の結果、青森県明るい選挙啓発ポスターコンクール最優秀賞の中野さんと、優秀賞の大橋さんを含む60点が、文部科学大臣・総務大臣賞18点に次ぐ賞に輝いた。[br][br] 中野さんは授業でポスターを書いた。担任の教諭から「楽しく、明るい気持ちになるように書いて」と言われ、自分の好きな生き物のクジラを画用紙いっぱいに書いて「とうひょう」と文字を添えた。[br][br] 普段から生き物が好きで絵もたくさん描いている。全国的なコンクールでの入賞は初めてで「びっくりした。見た人が楽しい気持ちになってくれたらうれしい」と顔をほころばせた。第三田名部小の横濵慎一教頭は、「明るい選挙啓発ポスターコンクールで全国入賞は初めて。学校としてもうれしい」と祝福した。[br][br] 大橋さんは投票箱に見立てた立体的な日本列島を描いた。背景は空をイメージし、「あなたの一票で日本の未来を明るく!」と呼び掛けている。県のコンクールでは、カラフルな配色と、列島の隅々まで花が咲く構図が「政治によって豊かになる地方の暮らしを想像させる」と評価を受けた。[br][br] 「社会の授業で日本の投票率が下がっていると聞いた。みんなが選挙に行けば日本が明るくなると思って描いた」と大橋さん。「全国で賞が取れると思っていなかったのでうれしかった。選挙権を持ったらしっかり選挙に行きたい」と笑顔で話した。