「今まで通りのプレーできなくなった」ブレイズ・田中豪がリモート引退会見

リモート引退会見に臨むブレイズの田中豪
リモート引退会見に臨むブレイズの田中豪
アジアリーグアイスホッケーの東北フリーブレイズ前主将で、今季限りで現役を退くFW田中豪(37)が18日、リモート会見を行い、「ファンやチーム関係者の支えがあって、これまでのキャリアを歩めた。感謝してもしきれない」と競技生活を振り返った。 田.....
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 アジアリーグアイスホッケーの東北フリーブレイズ前主将で、今季限りで現役を退くFW田中豪(37)が18日、リモート会見を行い、「ファンやチーム関係者の支えがあって、これまでのキャリアを歩めた。感謝してもしきれない」と競技生活を振り返った。[br][br] 田中は札幌市出身。日本リーグのSEIBUプリンスラビッツなどでプレー後、10年からブレイズに加入。10季にわたって主将を務め、これまで3度のアジアリーグ制覇、17年の全日本選手権優勝に貢献した。日本代表としても、07~19年に世界選手権に出場し、主将経験も長い。[br][br] 会見は同市のフラット八戸の氷上で行われた。今季を引き際にしたことについて、「年齢を重ね、体力や精神的に今まで通りのプレーができなくなった。ここ数年、引退を考えるようになっていた」と話した。[br][br] 主将を退いて今季に臨んでいる理由を「前主将として現主将に役割を伝えることが自分の責任だと考えた」と語った。今季はリーグ戦18試合を残しているが、「選手としてベストを尽くせるように戦いに向かう」と力を込めた。[br][br] ファンに向けては「皆さんと過ごした長い時間は自分にとって宝物」と強調。今後の進路については「考えていることはあるが、今は伝えられる状況ではない」とした。[br][br] 会見には大久保智仁監督、若林クリス前監督も同席し、田中の長年にわたるチームへの貢献をねぎらった。リモート引退会見に臨むブレイズの田中豪