「10年後の農業の姿を考える」テーマにむらづくりセミナー/新郷

今後の農業の在り方などについて考える参加者
今後の農業の在り方などについて考える参加者
新郷村みらいを創造する協議会(会長・櫻井雅洋村長)は11日、都市農村交流センター美郷(みさと)館で「持続可能なむらづくりセミナー」を開いた。村内から参加した約60人が、有識者による講演や生産者の現状報告を通じて、農業の今後の在り方について考.....
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 新郷村みらいを創造する協議会(会長・櫻井雅洋村長)は11日、都市農村交流センター美郷(みさと)館で「持続可能なむらづくりセミナー」を開いた。村内から参加した約60人が、有識者による講演や生産者の現状報告を通じて、農業の今後の在り方について考えた。[br][br] セミナーは、活力ある村づくりの方策を村民一人一人に考えてもらうきっかけにしようと、初めて開催した。[br][br] この日は「10年後の農業の姿を考える」がテーマで、農林水産省産学連携コーディネーターの門間敏幸氏と星野次汪氏が講演。門間氏は集落同士の連携による地域活性化の先行事例を紹介し、星野氏は医療、福祉、食品、農業の連携による村おこしを提案した。[br][br] その後、村内の生産者が作物の栽培状況などを報告。村特産のトウモロコシ「郷のきみ」を手掛ける滝沢和雄さんは、「コロナ禍によりスーパーからの注文が増え、ようやく生産が追いついている状態」とし、生産体制や販路拡大が今後の課題―などと語った。今後の農業の在り方などについて考える参加者