予約型乗り合いタクシー21年度導入/三戸町

三戸町地域公共交通会議(会長・馬場浩治副町長)は16日、町役場で会合を開き、予約に応じて車両を運行する交通サービス「デマンド型運行」を2021年度から実施することを決めた。郊外の住民が町中心部を訪れる際の利用を想定し、乗り合いタクシーで予約.....
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 三戸町地域公共交通会議(会長・馬場浩治副町長)は16日、町役場で会合を開き、予約に応じて車両を運行する交通サービス「デマンド型運行」を2021年度から実施することを決めた。郊外の住民が町中心部を訪れる際の利用を想定し、乗り合いタクシーで予約者の自宅と市街地の主要施設をつなぐ。運行は火、木、土曜の週3回で、料金は1回500円(往復千円)。[br][br] デマンド型運行は住民の移動需要に効果的に応じられる上、バス停のない場所からも乗車できる。利用には事前登録と前日午後5時までの予約が必要。[br][br] 発着地は、郊外が利用者の自宅前、町中心部が「三戸郵便局前」「町役場前」「三戸中央病院」「イオンタウン三戸」のいずれか。運行エリアとしてコミュニティーバス路線に沿って「杉沢」「蛇沼」「斗内・大舌」「目時」の四つを設定し、各エリアごとに1日1往復する。[br][br] 会合ではほかに、コミュニティーバスについて▽イオンタウン、泉山線の経路を見直して停留所を新設▽こま温泉―町中心部―西松原を結ぶ新規路線を開設▽杉沢、蛇沼線を毎日運行から月、水、金曜の「曜日運行」に変更―を来年度から行うとした。[br][br] デマンド型運行は21年度を実証運行期間としており、町は「実際の運用の中で改善点を見つけ、22年度以降も継続運行する方針」としている。