【ワッツ―茨城】ワッツ、リーグ上位追い詰める

青森は前日の大敗が嘘のような積極的な戦いぶりで、リーグ上位の相手を追い詰めた。終盤は疲労から足が止まったことで失点し、逆転負けを喫したものの、北谷稔行アソシエイトヘッドコーチは「序盤からしっかり守備をした証拠。メンバーはよくやってくれた」と.....
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 青森は前日の大敗が嘘のような積極的な戦いぶりで、リーグ上位の相手を追い詰めた。終盤は疲労から足が止まったことで失点し、逆転負けを喫したものの、北谷稔行アソシエイトヘッドコーチは「序盤からしっかり守備をした証拠。メンバーはよくやってくれた」と選手たちをかばった。[br][br] 12日は守備の乱れを課題に挙げていたが、この日はポイントガード寺嶋恭之介らを中心にコート中央の守備を固め、ゴール下では味方間のカバリングを徹底した。「相手の速い攻撃や中央突破を防いだことで、守備から攻撃のリズムを作れた」と寺嶋。内、外を使って敵陣を脅かし、接戦に持ち込んだ。[br][br] ただ、最後は相手の地力が上回った。第4クオーター4分にリードを奪ったのもつかの間、運動量が落ちた終盤の連続失点で試合の流れを失った。寺嶋は「いい試合はできたが、これはプロの世界。疲労があったとはいえ、競った試合をものにできるようにならないと」と反省点を口にした。[br][br] 35得点と活躍したカイル・バローンはこの試合を最後に青森との契約が満了。退団に当たって、「攻撃のパスミスをなくして、守備の時間を短くすることが大事」と上位浮上のための改善点を挙げていた。