深久保神明宮が約70年ぶり新社殿に 地域の安寧願う舞披露/八戸

深久保地区と国家の安寧を願って「浦安の舞」が披露された
深久保地区と国家の安寧を願って「浦安の舞」が披露された
八戸市鮫町番屋の深久保神明宮が今年、約70年ぶりに建て替えられた。6日、新社殿で初となる年越祭が行われ、参列した地域住民ら約50人が再建を喜んだほか、深久保地区の安寧と感染症に苦しむ社会の安泰を願う「浦安の舞」が披露された。 同神明宮は19.....
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 八戸市鮫町番屋の深久保神明宮が今年、約70年ぶりに建て替えられた。6日、新社殿で初となる年越祭が行われ、参列した地域住民ら約50人が再建を喜んだほか、深久保地区の安寧と感染症に苦しむ社会の安泰を願う「浦安の舞」が披露された。[br][br] 同神明宮は1952(昭和27)年に火災により全焼し、同年に再建。歴史などを記した棟札も焼失してしまったため詳細は不明だが、浪打東彦禰宜によると、海の安寧を願い、天気をつかさどる天照皇大神(あまてらすおおみかみ)をほこらに祭ったのが起源とされる。[br][br] 社殿が老朽化し、地域から再建を望む声が上がり、鮫町に住む同神明宮責任役員の西川勝美さんと深川修一さんを中心に、再建を実現させた。新社殿の一部には、かつて「建て替えの時に使えるように」と地域の人が植えていた御神木のスギも使われた。[br][br] 西川さんは「地元の人もそれ以外の人も参拝に来る大切な神社。時間が掛かったが、再建できて良かった」と胸をなで下ろした。[br][br] 6日の年越祭の最後には、浪打陽子権禰宜が「浦安の舞」をささげ、地域と国家の安寧を願った。深久保地区と国家の安寧を願って「浦安の舞」が披露された