高校生が遺跡の魅力伝えるアイデア披露 縄文案内人養成事業の成果発表会/青森市

県内の遺跡や文化財を活用するためのアイデアを発表する高校生
県内の遺跡や文化財を活用するためのアイデアを発表する高校生
青森県教委は6日、県内の高校生が縄文遺跡や文化財を学び、新しい活用方法を提案する「縄文案内人養成事業」の成果発表会を青森市で開いた。参加した生徒約50人が、地元にある遺跡の魅力を多くの人に伝えるアイデアを披露した。 事業は、文化財の価値や魅.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 青森県教委は6日、県内の高校生が縄文遺跡や文化財を学び、新しい活用方法を提案する「縄文案内人養成事業」の成果発表会を青森市で開いた。参加した生徒約50人が、地元にある遺跡の魅力を多くの人に伝えるアイデアを披露した。[br][br] 事業は、文化財の価値や魅力を伝える若い世代を育成しようと昨年度から実施。生徒はガイド体験などを通し、遺跡について理解を深めてきた。[br][br] 成果発表会では、各生徒が事業を通して学んだ文化財の魅力や遺跡の活用方法を紹介。▽縄文遺跡をルートに組み込んだマラソン大会を企画する▽環状列石をモチーフにしたカツカレーを作る―などの案を説明した。[br][br] 県立八戸西高3年の加賀谷樹(いつき)さん(18)は、八戸市の是川石器時代遺跡をコンセプトにしたカフェを市中心街に開く案を発表。「是川遺跡には小さな土器やヒスイ製品などユニークな物がたくさんある。遺跡を理解し、正しい魅力を伝えることが大切だと思う」と話した。県内の遺跡や文化財を活用するためのアイデアを発表する高校生