【新型コロナ】八戸で男性2人感染 職場クラスター関連、計12人に 

八戸市は8日、新たに市内在住の30代と50代の男性2人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。いずれも7日に市内でクラスター(感染者集団)の発生が確認された、あいおいニッセイ同和損保(東京)の事業所関連の従業員で、職場クラスターに関係.....
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 八戸市は8日、新たに市内在住の30代と50代の男性2人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。いずれも7日に市内でクラスター(感染者集団)の発生が確認された、あいおいニッセイ同和損保(東京)の事業所関連の従業員で、職場クラスターに関係する感染者は計12人に拡大。県内の感染確認者は累計で345人となった。[br][br] 市によると、2人はそれぞれ12月2日と5日に発熱などの症状が現れ、8日にPCR検査で陽性が判明した。入院する方向で調整している。[br][br] 職場クラスターに関連する接触者は8日現在で職場関係者や同居人ら計55人で、同日までに15人の検査が終了し、残る40人は9日以降に結果が判明する見通しだという。[br][br] 市は8日、同事業所への立ち入り調査を実施。換気の頻度が少なかったのに加え、事業所内でのマスクの着用が徹底されていなかったことなどを明かした。市は感染経路は依然不明としながらも、「職場内で感染が広がった」との認識を示した。[br][br] このほか、青森県によると、三戸地方保健所管内で感染が判明した20代男性と同じ職場だった八戸市の感染者3人の接触者8人については全員陰性を確認。ただ、関連した検査対象者は今後も増える見込みで、引き続き調査を進める。[br][br] 青森市の接待を伴う飲食店「A.story」(エーストーリー)で発生したクラスターについて、同市は関連する接触者と特定された利用客や知人ら計171人の検査が8日までに終了し、全員が陰性だったと明らかにした。[br][br] また、関係者1人の感染が確認された青森大(青森市)は8日、濃厚接触の可能性があった2人の陰性を確認したと発表した。9日から講義と部活動を再開する。