「ぐっすり眠って心も体もしゃきっと」三沢市健康教育研究発表会

睡眠の大切さを児童に教えた内山陽子養護教諭(右奥)
睡眠の大切さを児童に教えた内山陽子養護教諭(右奥)
三沢市教委と市学校保健会(鈴木吾朗会長)は2日、市立岡三沢小で本年度の市健康教育研究発表会を開いた。同校の4~6年生や保護者、市内の養護教諭ら約330人が、同校が実施した「眠育(睡眠教育)」の取り組みの発表や講話を通じて、生活の基本である眠.....
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 三沢市教委と市学校保健会(鈴木吾朗会長)は2日、市立岡三沢小で本年度の市健康教育研究発表会を開いた。同校の4~6年生や保護者、市内の養護教諭ら約330人が、同校が実施した「眠育(睡眠教育)」の取り組みの発表や講話を通じて、生活の基本である眠ることの大切さ、睡眠が心と体の健康に与える影響に理解を深めた。[br][br] 発表会は同校の学校保健委員会を兼ねて開かれた。[br][br] 会場では、同校の保健、生活安全両委員会の児童約20人が教室の様子を再現し、▽体がだるい▽イライラする▽具合が悪くなる―など、不規則な生活による睡眠不足から心身の不調を来す例を紹介した。[br][br] 続いて、睡眠時間の記録を取った結果を基に、学級ごとに「決まった時間に起きる、寝る」などと目標を掲げ、良いリズムに戻すことを目指した取り組みの内容を発表。「ぐっすり眠って心もすっきり、体もしゃきっと」とアピールした。[br][br] 講話では、青森県立浪岡養護学校の内山陽子養護教諭が、学力・記憶力、コミュニケーション力、免疫力を低下させてしまうなど睡眠不足の弊害を説明。将来の夢を抱く児童に「たくさん睡眠を取ると賢くなり、強い体が得られる。夢をかなえるために規則正しい生活リズムを身に付けて」と呼び掛けた。睡眠の大切さを児童に教えた内山陽子養護教諭(右奥)