中東にリンゴジュース初輸出へ/三戸・サンノワ 

三戸町産リンゴ「サンふじ」のジュースを箱詰めするサンノワの社員=4日、同町
三戸町産リンゴ「サンふじ」のジュースを箱詰めするサンノワの社員=4日、同町
三戸町の地域商社「SANNOWA(サンノワ)」(吉田広史社長)が販売する地元産リンゴ「サンふじ」のジュースが今月、中東に輸出される。東北・食文化輸出推進事業協同組合(宮城県名取市)が、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに拠点を構える輸入業者.....
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 三戸町の地域商社「SANNOWA(サンノワ)」(吉田広史社長)が販売する地元産リンゴ「サンふじ」のジュースが今月、中東に輸出される。東北・食文化輸出推進事業協同組合(宮城県名取市)が、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに拠点を構える輸入業者と協力して取り組むPR事業の一環で、同社の商品が海外に輸出されるのは初めて。同社は「三戸リンゴのおいしさを世界に知ってもらう機会になれば」と中東での販路開拓に期待を込める。[br][br] 同組合によると、今回のPR事業には青森、宮城、福島、新潟4県の8社が参加。品目は輸入業者が有望商品として選んだ。[br][br] サンノワからは720ミリリットル入りのジュース30本を出品。量は多くないが、現地で飲食関係者に試飲してもらい、今後の輸出の可能性を探る。[br][br] 同組合事務局の三沢奈保子さんは「今回はプロモーションとしての輸出だが、中東に商品を送ったことは実績と可能性になる」と強調。「コロナ禍の収束後は現地で改めて販促活動を展開し、継続的な取引につなげたい」と話す。同社のリンゴジュースについては、味や香りの良さに加え、今回出品するサンふじ以外にも品種ごとのジュースがあり、飲み比べられる点を魅力に挙げた。[br][br] 4日は同社で商品の箱詰め作業が行われた。広報担当者は「初の輸出先が中東ということに驚きもあるが、高品質な三戸産品を広め、地元生産者の販路拡大に貢献したい」と力を込めた。三戸町産リンゴ「サンふじ」のジュースを箱詰めするサンノワの社員=4日、同町