防災力の底上げ期待 南部町とコアライン、ドローン運用支援で協定

ドローンのデモフライトを行うコアラインのスタッフ(右)=4日、南部町
ドローンのデモフライトを行うコアラインのスタッフ(右)=4日、南部町
南部町と、ドローンの教習や点検調査などを手掛ける「コアライン」(八戸市、加藤正行社長)は4日、ドローン運用支援に関する協定を締結した。同社は町の要請に応じて災害時のドローンの活用に協力するほか、町職員の操縦技術を指導し、防災力の底上げなどを.....
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 南部町と、ドローンの教習や点検調査などを手掛ける「コアライン」(八戸市、加藤正行社長)は4日、ドローン運用支援に関する協定を締結した。同社は町の要請に応じて災害時のドローンの活用に協力するほか、町職員の操縦技術を指導し、防災力の底上げなどを図る。[br][br] 同社は2019年、同町の麦沢小跡地にドローンスクールを開設。県内外から民間資格の取得希望者を受け入れている。[br][br] 同町では台風シーズンになると度々、馬淵川が増水し、水害が発生した場合は町職員が現地に赴いて状況を確認している。今後は町職員がドローンを操縦して効率的に情報収集や捜索活動を行う。[br][br] 協定締結に先立ち、町はドローン3機を購入。平時は施設管理や史跡撮影などに活用する方針で、本年度は町職員3人が民間資格取得に取り組む。[br][br] 同日は町役場で協定を締結した後、隣接する体育館で同社スタッフがデモフライトを行った。[br][br] 工藤祐直町長は「ドローンを住民の安心と地域活性化のために活用したい。町職員の民間資格取得も進めていく」と強調。加藤社長は「災害時の正確な情報伝達や迅速な救助、捜索活動に貢献したい」と述べた。ドローンのデモフライトを行うコアラインのスタッフ(右)=4日、南部町