点字の書き方は 大曲小で出前福祉講座/六戸

点字の書き方を学ぶ児童
点字の書き方を学ぶ児童
六戸町立大曲小(神篤志校長)で24日、視覚障害をテーマにした講座が開かれ、4年生50人が特殊なレンズを装着して視覚障害を疑似体験し、点字の書き方に理解を深めた。 町社会福祉協議会(田中孝雄会長)の出前講座の一環。子どもたちに福祉やボランティ.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 六戸町立大曲小(神篤志校長)で24日、視覚障害をテーマにした講座が開かれ、4年生50人が特殊なレンズを装着して視覚障害を疑似体験し、点字の書き方に理解を深めた。[br][br] 町社会福祉協議会(田中孝雄会長)の出前講座の一環。子どもたちに福祉やボランティア、障害について関心を高めてもらうことを目的に毎年開催している。[br][br] 講座では、青森県立八戸盲学校の教諭2人が、盲学校に通う子どもたちの生活ぶりや、視覚障害者が用いる白杖(はくじょう)などの道具を紹介し、点字の書き方を指導した。[br][br] 児童は、点字盤を使って自分の名前や短い文章、数式の点字表記に挑戦したほか、白内障を想定した眼鏡形状の特殊なレンズを掛けて、普段とは異なる視界を経験した。[br][br] 濱田一花(いちか)さん(10)は「目の不自由な人はいろんな道具を使っていると初めて知った。点字も覚えるのが大変だった」、髙田凰晟(こうせい)君(10)は「(視覚障害の疑似体験で)形や色の見え方がここまで違うと気付けた。もし困っている人を見掛けたら手助けしたい」と話した。[br][br] 同校では、12月1日までに手話や車いす体験など3回の講座を開く。点字の書き方を学ぶ児童