【新型コロナ】三戸地方保健所管内で30代男性感染 核燃料サイクル施設構内で勤務

青森県は26日、三戸地方保健所管内で30代男性1人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県外の移動歴や陽性者との接触は確認されておらず、感染経路は不明。現在は軽症で入院している。一方、日本原燃は同日、男性が六ケ所村の核燃料サイクル施.....
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 青森県は26日、三戸地方保健所管内で30代男性1人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県外の移動歴や陽性者との接触は確認されておらず、感染経路は不明。現在は軽症で入院している。一方、日本原燃は同日、男性が六ケ所村の核燃料サイクル施設構内で働く協力会社社員であると明らかにした。同管内の感染確認は初めて。県内の感染者は累計285人となった。[br][br] 男性の濃厚接触者は同居人や知人など約20人で、27日以降にPCR検査の結果が判明する見通し。[br][br] 原燃によると、男性はデスクワークを中心とする業務を担当し、直近では16~20日と24日に出社。24日午後から体調不良を感じ、夜に発熱した。25日に医療機関を受診し、検査の結果、陽性が判明した。[br][br] 濃厚接触者に当たる職場関係者は17人で、当面の間は自宅待機とする。職場の消毒は25日に完了した。[br][br] 原燃は、使用済み核燃料再処理工場などで進められている安全対策工事に影響はない―と説明。「保健所の指導を受けながら、さらなる感染拡大防止対策を講じていく」としている。[br][br] また、八戸市は新型コロナに感染した市立市民病院に勤務する30代女性看護師に関連する検査状況について、職場関係者約50人のうち新たに14人の陰性を確認したことを明らかにした。計39人の陰性が判明しており、残る約11人の検査は27日に行われる予定。[br][br] 積極的疫学調査の結果、院外の濃厚接触者は確認されていない。