【新型コロナ】知事「拡大抑え込めた」/弘前飲食店クラスター

弘前市の飲食店を中心に発生した新型コロナウイルスの大規模クラスター(感染者集団)について、青森県の三村申吾知事は26日、「基本的に抑え込むことができた」と述べ、現時点で感染拡大に歯止めがかかったとの認識を示した。県は、担当する弘前保健所の初.....
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 弘前市の飲食店を中心に発生した新型コロナウイルスの大規模クラスター(感染者集団)について、青森県の三村申吾知事は26日、「基本的に抑え込むことができた」と述べ、現時点で感染拡大に歯止めがかかったとの認識を示した。県は、担当する弘前保健所の初動対応や発生後の人員配置といった検証を進めており、12月末をめどに結果を公表する方針だ。[br][br] 一連のクラスターでは、市内の病院のクラスターや院内感染につながるなど計186人が感染。ただ、今月11日を最後に関連する感染者は確認されておらず、25日で全ての濃厚接触者の健康観察期間が終了した。[br][br] 26日、県庁で開いた危機対策本部会議で、県感染症対策コーディネーターの大西基喜医師は「大きな集団となったが、クラスターが次々と発生する状況は避けられた」と評価し、対応に一区切りを付けた。[br][br] 一方、県内では感染経路が不明の感染者が散発的に確認されており、「引き続き厳格な予防策をとる必要があり、気が抜けない状況」と注意を促した。