久慈市が岩手三菱自動車販売などと災害時協定 PHVを非常用電源に

協定書に署名する(左から)新原達也担当部長、遠藤譲一市長、千田茂穂代表
協定書に署名する(左から)新原達也担当部長、遠藤譲一市長、千田茂穂代表
久慈市は20日、岩手三菱自動車販売(盛岡市)、三菱自動車(本社東京)の両社と、災害時にプラグインハイブリッド車(PHV)を無償で借り受けるための協定を締結した。PHVの大型バッテリーから外部へ電力を送ることができるため、停電時に非常用電源と.....
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 久慈市は20日、岩手三菱自動車販売(盛岡市)、三菱自動車(本社東京)の両社と、災害時にプラグインハイブリッド車(PHV)を無償で借り受けるための協定を締結した。PHVの大型バッテリーから外部へ電力を送ることができるため、停電時に非常用電源となる。[br][br] 災害発生時、市の依頼を受けて両社が避難所などに車両を届ける。車種は「アウトランダーPHEV」を想定しており、フル充電でガソリンも満タンにした場合、一般家庭1世帯の10日間分の電力を賄うことができるという。[br][br] 同日は市役所で締結式を行い、遠藤譲一市長、岩手三菱自動車販売の千田茂穂代表、三菱自動車の新原達也国内営業本部・国内地区統括部担当部長が協定書を交わした。[br][br] 遠藤市長は「東日本大震災では電気の大切さが身に染みた。大変有り難い支援」と感謝。千田代表は「1台あればスマホの充電や冷暖房、家電にも使える。住民の不安が少しでも和らげば」と語った。協定書に署名する(左から)新原達也担当部長、遠藤譲一市長、千田茂穂代表