アーケードの撤去・解体工事本格化/三沢市中心商店街

アーケードの撤去に向けて天井材を剝がす作業員=16日、三沢市中央町3丁目
アーケードの撤去に向けて天井材を剝がす作業員=16日、三沢市中央町3丁目
三沢市中心商店街を通る県道三沢十和田線の街灯整備事業で、歩道部分に設置されている老朽化したアーケードの撤去・解体工事が16日、本格的に始まった。市は工事区域(延長648メートル、面積1364平方メートル)を12工区に分け、撤去や発光ダイオー.....
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 三沢市中心商店街を通る県道三沢十和田線の街灯整備事業で、歩道部分に設置されている老朽化したアーケードの撤去・解体工事が16日、本格的に始まった。市は工事区域(延長648メートル、面積1364平方メートル)を12工区に分け、撤去や発光ダイオード(LED)街灯計21基の新設を実施する。同日は、同市中央町3丁目の一部工区で業者が天井材を剝がす作業を進めた。アーケードの撤去や街灯設置は2021年5月までに完了する見通しで、市は22年1月の完工を目指す。[br][br] 市の街灯整備事業は、三沢十和田線が三沢基地正面ゲートに至る道路と接続しているほか、青森県や市の防災計画上重要と位置付けられていることから、安全性確保に向けた道路の明るさの確保を目的に行う。市によると、工事費は現時点で約8025万円。市の一般財源を充てるほか、国の民生安定施設整備事業の補助金を活用する。[br][br] 市は今月9日に着工。撤去に伴い、沿道の店舗などの外壁とアーケード施設が接していた部分の補修も進める。[br][br] アーケードのある区間を含む県道は、大町交差点から基地正面ゲート前交差点までの延長900メートルが、1974年から一方通行となっている。市は今年1月、三沢警察署から、アーケード撤去を条件に「解除の方向で検討する」との回答を得ている。[br][br] 街灯整備事業を進める市産業観光課の担当者は「沿道の店舗などの理解と協力を得ながら、作業を進めていきたい」としている。アーケードの撤去に向けて天井材を剝がす作業員=16日、三沢市中央町3丁目