三村知事、再調査実施を正式決定/野西高生自殺

2019年に自殺した八戸学院野辺地西高2年の男子生徒=当時(17)=の遺族が、学校でのいじめは認められないとした第三者委員会の報告書を不服として青森県に再調査を求めていた問題で、三村申吾知事は13日、県青少年健全育成審議会いじめ調査部会の意.....
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 2019年に自殺した八戸学院野辺地西高2年の男子生徒=当時(17)=の遺族が、学校でのいじめは認められないとした第三者委員会の報告書を不服として青森県に再調査を求めていた問題で、三村申吾知事は13日、県青少年健全育成審議会いじめ調査部会の意見を踏まえ、「再調査が必要である」と正式に決定した。今後はいじめの有無などについて、調査部会が再調査する。[br][br] 再調査を巡っては、同校を運営する学校法人光星学院(八戸市)が8月、第三者委の報告書と再調査を求める遺族の意見書を県に提出した。[br][br] 調査部会は知事の諮問を受け、8月末から会合を開いて報告書の内容を検証。12日の第5回会合で、報告書の内容に未調査の部分があるとして「再調査が必要」と結論付けた。県環境生活部が答申書をまとめ、13日に知事へ報告した。[br][br] 再調査が行われるのは、14年に八戸北高2年の女子生徒が自殺した事案に続き2例目。部会長職務代理者の船木昭夫青森大社会学部教授は「慎重かつ速やかに再調査に取り組みたい」とのコメントを出した。