田子高で盲導犬体験実習 視覚障害者のサポート方法学ぶ

盲導犬を連れて歩く梅澤愛子さん(中央)を手引き誘導する生徒
盲導犬を連れて歩く梅澤愛子さん(中央)を手引き誘導する生徒
青森県立田子高(小野淳美校長)で6日、盲導犬体験実習が行われた。2、3年生10人が盲導犬の特性を知るとともに、盲導犬ユーザーの視聴覚障害者をサポートする方法を学んだ。 実習は生活情報コースの授業「生活と福祉」の一環。階上町在住の梅澤愛子さん.....
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 青森県立田子高(小野淳美校長)で6日、盲導犬体験実習が行われた。2、3年生10人が盲導犬の特性を知るとともに、盲導犬ユーザーの視聴覚障害者をサポートする方法を学んだ。[br][br] 実習は生活情報コースの授業「生活と福祉」の一環。階上町在住の梅澤愛子さんが、一緒に生活する盲導犬「ケイト」を連れて来校した。[br][br] 前半の講話では、梅澤さんが盲導犬の一生や一日の過ごし方などを解説した。注意点として、「盲導犬がハーネス(胴輪)を着けている時は仕事中の状態なので、触ったりするのは控えて」と説明し、「手助けを申し出るときは『何かお困りですか』と声を掛けてほしい」と呼び掛けた。[br][br] 体育館での実技では、梅澤さんが盲導犬と一緒に歩いて見せた。生徒は梅澤さんを手引き歩行で誘導する方法を体験した。[br][br] 2年の久保大樹さんは「盲導犬が訓練を受けてしっかりと人を支えていることや、ユーザーの苦労が分かった。これから盲導犬を連れている人を見掛けたら助けられるようにしたい」と述べた。盲導犬を連れて歩く梅澤愛子さん(中央)を手引き誘導する生徒