【新型コロナ】青森県内新たに5人 八戸の男性はクラスターと関連なし

青森県などは6日、県内で新型コロナウイルスの感染者計5人を確認したと発表した。うち1人は八戸市の20代男性。市内の2カ所の福祉施設で発生したクラスター(感染者集団)との関わりはなく、感染経路は不明。10月中旬に日帰りで関東地方を訪れたものの.....
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 青森県などは6日、県内で新型コロナウイルスの感染者計5人を確認したと発表した。うち1人は八戸市の20代男性。市内の2カ所の福祉施設で発生したクラスター(感染者集団)との関わりはなく、感染経路は不明。10月中旬に日帰りで関東地方を訪れたものの、時系列的に関連性は低いという。現時点で濃厚接触者は同居の2人。市は感染拡大防止のため、男性の行動歴の確認を進めている。[br][br] 市によると、男性は10月30日に38度台の熱や倦怠(けんたい)感があり、同31日に市内の医療機関を受診。11月2日に市医師会が開設している「新型コロナウイルス検査センター」でPCR検査を受け、6日に結果が判明した。発熱以降、自宅待機をしており、現在は無症状。入院の方向で調整している。[br][br] 男性には、10月中旬に関東地方に日帰りでの移動歴があったが、発熱などの発症までは一定期間が経過していることから、移動先で感染した可能性は「時間的に考えにくい」という。このため、市は行動歴や接触者などをさらに調べ、可能な限り感染経路をたどる。[br][br] 現時点での濃厚接触者は同居する2人。既に検体は採取しており、結果は7日以降に判明する見通し。[br][br] 一方、6日は市内の2福祉施設で発生したクラスター関連の感染者は確認されなかった。同日時点で感染者の接触者や施設の出入り業者ら計約20人の検査を進めている。[br][br] 県内で6日に感染が確認されたのは、ほかに弘前保健所管内の10代(性別非公表)1人と、青森市の40~80代以上の男女3人。県内での感染確認者は累計で269人となった。