青森県・三村知事定例記者会見 新たなコロナ経済対策「見極める段階」

新たな経済対策について「見極める状況」と説明する三村申吾知事=4日、青森県庁
新たな経済対策について「見極める状況」と説明する三村申吾知事=4日、青森県庁
青森県の三村申吾知事は4日の定例記者会見で、新型コロナウイルスに関する新たな経済対策の実施について「(現段階は)見極める状況にあると思う」と必要に応じて対応する考えを示した。 県は、有識者による経済対策会議が示した六つの重点施策を基に、9月.....
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 青森県の三村申吾知事は4日の定例記者会見で、新型コロナウイルスに関する新たな経済対策の実施について「(現段階は)見極める状況にあると思う」と必要に応じて対応する考えを示した。[br][br] 県は、有識者による経済対策会議が示した六つの重点施策を基に、9月補正予算で関連施策の経費を計上。ただ、その後に弘前市の飲食店や八戸市の介護施設でクラスター(感染者集団)が発生し、県内経済へのさらなる打撃が懸念されている。[br][br] 三村知事は「早期の感染収束を図りながら、経済対策を徹底するよう各部局に指示した」と述べた。[br][br] 既に開始している青森、岩手、秋田の北東北3県の住民を対象とした「あおもり宿泊キャンペーン秋・冬版」の全国への対象拡大に関しても、「準備はしているが具体化はもう少し時間がほしい」とした。[br][br] 一方、宮城県の村井嘉浩知事が東北電力女川原発2号機(同県)の再稼働を巡り、東北5県などに求めた意見表明には「新規制基準の前も後も、近隣の知事に意見を求める手続きは行われていない。特に答えることはない」と述べた。新たな経済対策について「見極める状況」と説明する三村申吾知事=4日、青森県庁