【ヴァンラーレ八戸―熊本】國分 後半同点弾 速攻、少ない好機生かす

【八戸―熊本】後半、30分、八戸はMF國分将(中央)がゴールを決め、2―2の同点に追いつく=3日、八戸市プライフーズスタジアム
【八戸―熊本】後半、30分、八戸はMF國分将(中央)がゴールを決め、2―2の同点に追いつく=3日、八戸市プライフーズスタジアム
技術で上回る熊本に試合の大部分でボールを支配された八戸だったが、カウンター攻撃を有効に使って粘り強く戦い、ドローに持ち込んだ。MF国分将は「守備の時間が長くなるのは想定していた。狙い通り、速攻から少ない好機を生かすことができた」と納得の表情.....
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 技術で上回る熊本に試合の大部分でボールを支配された八戸だったが、カウンター攻撃を有効に使って粘り強く戦い、ドローに持ち込んだ。MF国分将は「守備の時間が長くなるのは想定していた。狙い通り、速攻から少ない好機を生かすことができた」と納得の表情を浮かべた。[br][br] 自陣ゴール前の中央の守りを固め、ピンチではFWも自軍に引くなど、徹底して守った。そこからFW安藤翼を起点として攻撃を展開。中盤の選手が安藤を追い越すように一気にサイドを駆け上がり、素早い攻撃で好機を作った。[br][br] 1点を追う後半30分には、国分が同点ゴールを決めた。直前の失点に自身のミスが絡んだこともあり、「得点で取り返そうと思った」。MF国領一平との鮮やかな連係で相手の守りを突破し、右アウトサイドで冷静に蹴り込んだ。これが今季初ゴール。「いいパスが来た。やっと点を奪えた」と笑った。[br][br] ただ、守りを固める作戦でも、2点を失ったことに、MF村瀬勇太は「相手のパスワークが上だったこともあるが、質の高いクロスを上げさせないような守備が必要」と強調。上位浮上への課題として、「ボールの取りどころをはっきりさせる守備の連係をしなければ」と語り、前を向いた。【八戸―熊本】後半、30分、八戸はMF國分将(中央)がゴールを決め、2―2の同点に追いつく=3日、八戸市プライフーズスタジアム