【新型コロナ】クラスター封じ込めへ体制構築/八戸市

八戸市の介護施設における新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)発生を受け八戸市は2日、市庁で対策本部会議(本部長・小林眞市長)を開いた。各部局の対応状況と今後の対策を確認し、小林市長がクラスターの早期封じ込めに向けて全庁的な応援体制の.....
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 八戸市の介護施設における新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)発生を受け八戸市は2日、市庁で対策本部会議(本部長・小林眞市長)を開いた。各部局の対応状況と今後の対策を確認し、小林市長がクラスターの早期封じ込めに向けて全庁的な応援体制の構築などを指示した。[br][br] 会議では、感染者の入院調整を行うシステムの構築を目的に、市立市民病院の医師と看護師、業務調整を担う職員計3人を市保健所に派遣をすることを報告。[br][br] 教育関係では、クラスター発生で不安を抱く子どもや保護者らに対し、スクールカウンセラーによる支援を行うなどの対応を各校に通知したほか、児童館と放課後児童クラブに対し、非接触型体温計の配布をする追加支援も明らかにした。[br][br] 既に青森県から派遣されている県感染症対策コーディネーターの加來浩器・防衛医科大防衛医学研究センター教授に加え、近日中に派遣予定の三戸地方保健所長や十和田と三沢両市から来る保健師らと共に、積極的な疫学調査の実施につなげていく考えも示した。[br][br] 小林市長は「封じ込めに向けて各部局が一丸となって全力で取り組んでほしい」と強調。市民に対しては引き続き感染予防対策を徹底すると共に、冷静な対応を呼び掛けた。