特許制度学び、工作で発想力養う/十和田

思い浮かんだアイデアを試しながら工作を進める子ども
思い浮かんだアイデアを試しながら工作を進める子ども
青森県発明協会(佐々木忠一会長)は24日、十和田市南コミュニティセンターの研修棟で「知的創造力育成事業」を開き、十和田市少年少女発明クラブに所属する市内小中学生22人が、授業と工作を通じ、特許の制度に理解を深めながら、発明を生み出す発想力を.....
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 青森県発明協会(佐々木忠一会長)は24日、十和田市南コミュニティセンターの研修棟で「知的創造力育成事業」を開き、十和田市少年少女発明クラブに所属する市内小中学生22人が、授業と工作を通じ、特許の制度に理解を深めながら、発明を生み出す発想力を養った。[br][br] 同事業は、産業振興を担う人材を育成するため、子どもに知的財産権に関する知識を深めてもらい、アイデアを生み出す発想力を育成しようと、昨年から県内各地で実施している。[br][br] この日は、角田特許商標事務所(青森市)の弁理士角田世治さんが講師を務め、アイデアを保護する知的財産権と特許の制度を分かりやすく解説した。[br][br] 人力で回す回転台を作る工作の時間では、子どもたちが同クラブ指導員の補助を受けながら、皿や厚手の紙、ビー玉などを材料に、思い思いに“発明品”を手掛けた。[br][br] おもちゃのベアリングを参考にして回転台を作った市立北園小6年の菩提寺慶昌(ぼだいじよしまさ)君(12)は、「自分のアイデアが形になるのは達成感がある」と目を輝かせた。思い浮かんだアイデアを試しながら工作を進める子ども