「(仮称)みさわ子どもしあわせ憲章」制定作業が本格化/三沢市

三沢市は、子どもの健やかな成長を願い、市民が一丸となって育てる行動指針とする「(仮称)みさわ子どもしあわせ憲章」の制定作業を本格化した。28日は市役所で初の有識者会議を開き、職員によるプロジェクトチーム(PT)がまとめた素案への意見を募った.....
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 三沢市は、子どもの健やかな成長を願い、市民が一丸となって育てる行動指針とする「(仮称)みさわ子どもしあわせ憲章」の制定作業を本格化した。28日は市役所で初の有識者会議を開き、職員によるプロジェクトチーム(PT)がまとめた素案への意見を募った。今後、会議で上がった声やパブリックコメントを実施して寄せられた意見などを踏まえ、憲章案を作成。本年度中の制定を目指す。[br][br] 子どもしあわせ憲章の制定は、小桧山吉紀市長が昨年6月の市長選で公約に掲げた政策の一つ。市は昨年度、庁内にPTを設置し、内容の検討を重ねてきた。[br][br] 素案によると、憲章は子ども、家庭、地域それぞれの視点で、「周りに感謝しみんなで仲良く生活する」「子どもを温かく見守り責任を持って育てる」「一人一人が使命感を持ち地域一丸で子育てをする」との行動目標などを示した三つの「誓い」を掲げている。[br][br] 会議には、保育や教育、児童福祉の関係者、学識経験者ら13人が出席。小桧山市長は冒頭、「子どもたちが幸せに育つには、全ての大人が主体的に健全育成に向けて応援することが重要だ」と強調し、協力を呼び掛けた。[br][br] 出席者からは「子ども自身の意見を取り入れてほしい」「子どもを『褒める』という言葉を入れてもらいたい」などの意見が出た。[br][br] 市は憲章制定後、市内の学校や保育・幼児教育施設に伝達するなどして、市民への浸透を図る考え。